cuoreのマルコブログ

無課金競馬への愛を主にゆるっとぬるっと趣味を綴るのほほんブログ。

味付けの濃い実況

気がつけば2月!
早いですねー!関東では雪が降ったりと冬真っ盛りですが、この月日の経つ早さでとっとと春がやってきてほしいです。


さて、このぐだぐだブログもなんやかんやで一ヶ月が経とうとしています。
なんとなくで始めた競馬愛をダラダラ語るだけでよく一ヶ月もったなと自分で自分を褒めたいです(笑)


この前、サッカーアジアカップの話題に触れましたが決勝戦、残念でした。夜更かしした甲斐がVARによって無くなってしまいました。
前回のタイトルを「おめでとうサムライブルー」にしたのは早とちりが過ぎたなと反省しております。
あまり関係ありませんが、松木安太郎氏の解説好きです。
退屈な試合や負け試合にもちょっと濃いめ味付け解説で試合をエンタメにしてくれます(笑)


さて、解説者は競馬のレース中あまり口数が多くありませんが、その分実況のアナウンサーから名実況、名文句が生まれます。
本日はそんな気の利いた名実況をご紹介!
筆者の個人的な好みでライブで観ていない古いのもあります。いや、むしろ昔の方が粋かも(笑)


1987年 菊花賞
「菊の季節に桜が満開!」

そのレースの主役は春の皐月賞を勝利後、故障によりダービーを回避。
ぶっつけ本番となった菊花賞も9番人気でしたが、見事にその低評価を覆し二冠馬となったのはサクラスターオーでした。
サクラの冠にちなんだ杉本清アナの「菊の季節にサクラが満開!!菊の季節にサクラ!!サクラスターオーです!!」は言葉のチョイスもキレイな名実況です。個人的に冠名サクラの馬は渋い馬が多くて大好きです。


1997年 日本ダービー
「これはもう、フロックでも、なんでもない!」

ダービー本番を迎えた皐月賞馬は前走の勝利を、後方待機で牽制し合った人気馬達の隙をついたフロックと言われていました。
現に6番人気に甘んじ、多くのファンはこの馬が二冠馬になる事を現実的ではないと考えていたのです。
しかし、スタートから得意の逃げをうち直線に入ってもその脚は全く衰えず、栄光のダービー馬の座に輝いたのはサニーブライアンでした。
筆者は当時メジロブライトを応援しておりサニーブライアンの勝利はないと思っていた一人でしたが、三宅アナの「これはもう、フロックでも、なんでもない!二冠達成!」を聞き、「ホンマそれ!」と思いました(笑)
その後の故障が無ければ三冠馬も夢ではありませんでした。


2005年 アメリカンオークス
「Japanese superstar Cesario!」

3歳夏、過去あまり前例のないアメリカ遠征を敢行したオークス馬ははるか海の向こうで快挙を成し遂げました。
史上初の父内国産馬による海外GI制覇(アメリカのGI勝利も日本初)、それも1番人気・地元アメリカのメリョールアインダを4馬身突き放しレコードタイムのおまけつきという歴史的偉業を成し遂げたシーザリオ
ゴール板を駆け抜ける瞬間、現地のアナの英語実況で「Japanese superstar Cesario!」。
日本人に生まれてよかったと思える最高の気分でした。
母としても超一流のシーザリオこそ、まさに名品中の名牝です。


実況も競馬を楽しくするエッセンスの一つです。個性的なアナ達の名実況にも注目してみてください。

では、また!