ペガサスワールドカップターフ?
1/26にアメリカはフロリダ州ガルフストリームパーク競馬場にてペガサスワールドカップデーが開催され、日本からはアエロリットがペガサスワールドカップターフの方に挑戦します!
そもそもペガサスワールドカップデーって何ぞやってところなんですが、このレース実はまだダートが3回目、ターフは初めてという最近できたばっかりのレースなのです。
因みにアメリカ競馬で有名なケンタッキーダービーは144回もやってます。
1875年に初開催されたらしく同じ頃の日本は明治8年。
るろうに剣心みたいな時代の話です。
脱線しましたが、ペガサスワールドカップに話を戻します。
このレースの特徴は新しいだけでなく、優勝賞金の額がとんでもないです!!
その額なんと、
900万ドル!
日本円で約9億8000万です!
日本のGIレースの平均額はだいたい1億円くらい(これもすごいけど)なのでほぼ10倍です。
なんかアメリカっぽいというか、もはや雑というかとにかく驚きですよね?
レース自体はこれまた2分くらい(ダート1800m、ターフ1900m)なので、時給に換算すると290億円(笑)世界中のアルバイトが超絶ブラック企業に早変わりです。
冗談はさておき、このレースは登録料もえげつないです。
ドルの計算がめんどくさいので日本円で書きますが、1頭につき5500万円です。
5500万て豪邸建てられます。
ペガサスワールドWCの話を書いているこの回なんだか悲しくなってきました。
出走するだけで大変ですが、優勝できたらバラ色というまさにアメリカンドリームなレースです。是非アエロリットにはそんな夢を叶えてもらいたいですね!
日本馬の海外挑戦は基本的に無条件で応援します!
せっかくの機会なのでアメリカ競馬のお話をもう少し。
アメリカの競馬は先ほどのケンタッキーダービーの件で触れたように非常に長い歴史を持っています。
また日本や欧州と違う点としてダート(砂)のレースが中心となっています。
日本では主要なGIはほとんど芝のレースですが、アメリカはその逆です。
三冠レースであるケンタッキーダービー、プリークネスステークス、ベルモントステークス(日本みたいに春秋ではなく、5、6月の2か月間に行われる為とてもハード!)はもちろん、秋に行われるブリーダーズカップ(2日間で14レースものGIが行われる競馬の祭典)のメインを飾るBCクラシックもダートです。
アメリカにはこの伝統がある為、BCクラシックは日本馬にとって最も勝つのが難しい海外GIの一つだと言われています。
いつの日かダートの本場アメリカで躍動する日本馬をみてみたいですね。
その第一歩としてまずはペガサスワールドカップターフ。頑張れアエロリット!!
では、また!