平凡なオープン特別の皮を被った激戦区・若駒S
こんばんは!
今日は今週末の若駒ステークスのお話です。
若駒ステークスとは、GIどころか重賞ですらない3歳のオープン特別です。
こう聞くと地味でわざわざブログに書くような事でもないしネタ切れかと思われそうですが、違います。
実はこのレースはなかなかすごいのです!
じゃあ、何がすごいのか?
それは、出世馬が多い事!
ちょっと昔ならトウカイテイオーや皐月賞馬ハクタイセイ、最近では3年前のダービー馬マカヒキや皐月賞馬アンライバルドになんとディープインパクトまで!
ただのオープン特別のレースにここまで一流馬が集まるのも珍しいです。もしかすると今年の勝ち馬からも後のクラシックホースが出るかも…。
では、何故このレースに強い馬が集まるのか。
それについて考えていきましょう。
まず一つは、クラシック第一弾の皐月賞と同じ距離で行われる事。
2歳戦は2000m以上のレースが少なく距離の適性が測りにくいです。
超期待していた馬が皐月賞本番になって最後スタミナ切れでバテてたらがっかりですよね。
もし私が馬主や調教師として馬の出走レースを決めるなら本番までに同じ距離のレースをこなしておきたいと考えるはずです。
次に、本番からの逆算がしやすい時期である事。
4月の皐月賞、さらには5月のダービーを見据えると馬に疲労を溜め過ぎずレースに使っていきたいところです。
また、デビューしたての1勝馬でも重賞じゃない分出走しやすいというのも魅力です。
1月のこの時期に2000mのオープンを勝っておくと2、3月のトライアルレースはある程度余裕を持って準備できます。つまり使い勝手がいいんですね。
では、今年の出走メンバーから注目馬をみていきましょう!
馬券は買わないロマン派なので予想は当てにしないでください(笑)
予想屋風に◎つけたりしちゃうんですけどね!
◎サトノウィザード
今をときめくロードカナロア産駒。
お祖父ちゃんのアグネスタキオンも皐月賞を制した天才肌の馬だったので素質は高そう。
鞍上は昨年のリーディングジョッキー・ルメールさんっていうのもイチ押しポイント。
◯リオンリオン
デビュー4戦とも1800〜2000mを走っている馬なので距離には慣れているはず。
今ひとつ決め手に欠ける印象の成績ですが、3歳になって上積みがあれば化けるかも。
父ルーラーシップというのがそんな破茶滅茶さを期待させます(笑)
▲フェアリーポルカ
リオンリオンと同じくルーラーシップ産駒。
まだ1戦のみの経験なので未知数な部分も多いのですが、牡馬の精鋭が揃うこのレースでいい走りをするようならオークスへの道が見えてきます。デビュー戦みたいな強い競馬を期待してます。
9頭立てという少数精鋭が揃う若駒ステークスは今週土曜の10Rです。
ここで挙げた3頭の健闘を祈りつつ、ボロ負けして私の予想センスの無さが暴かれない事をさらに祈りつつ応援したいと思います。
読んでくれたみなさん、中継はないかもしれないのでニュースで結果をチェックしてみてくださいね!
では、また!