cuoreのマルコブログ

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京成杯優勝馬ラストドラフトの血統を遡ってみる。

本日の京成杯はラストドラフトが好位置から押し切って快勝しました。

そんな本日の主役の血統を遡り次走からの注目ポイントを探してみましょう。

ラストドラフトは、

ノヴェリスト
マルセリーナ
(母父 ディープインパクト)

という良血馬です。

父であるノヴェリストアイルランド生まれでドイツを中心に走り現地では歴史的名馬の一頭に数えられています。
中でもキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスではコースレコードを叩き出し超一流馬がひしめく欧州競馬においても確固たる地位を築きました。
日本では2年前から産駒がデビューしており今後の活躍馬の登場に期待したい種牡馬の一頭です。
因みにノヴェリストの父はモンズンというドイツの名種牡馬で他にもシロッコ(凱旋門賞にてディープインパクトと対決した名馬)などを輩出しています。

母方の血統ですが、マルセリーナ桜花賞を制した名牝であり、現在の大種牡馬ディープインパクトの産駒の中でも初めてGIを勝利した馬でもあります。
マルセリーナの仔は現在2頭ですが、一番仔はデビューしておらず二番仔のラストドラフトが初めて競馬場を走った仔となります。

競馬は血統の良い馬が必ずしも強くなるとは限らないので、名馬から名馬が生まれるという事はその血統自体に思い入れが強くなり非常に素晴らしい事です。

母の父つまりラストドラフトのお爺さん・ディープインパクトといえば競馬を知らない人でもその名を知る日本競馬史上最強馬の一頭です。
既に産駒実績においても史上最高クラスですが、今後は母の父としても好成績を残していくようなら数年後の日本の競走馬の血統図はディープインパクトの名前だらけになってしまいますね(笑)

すっかり隅においやられてしまった主役ラストドラフトくんに話を戻します。
この馬名は父ノヴェリスト(小説家)からの連想で「小説の完成版」という意味らしいです。
ドイツと日本の名血統から生まれた小説が素晴らしいストーリーを辿りハッピーエンドを迎えるのを見守っていきましょう!

では、また!