cuoreのマルコブログ

無課金競馬への愛を主にゆるっとぬるっと趣味を綴るのほほんブログ。

最強の戦法?逃げ馬の魅力!

こんばんは!
サラブレッドがレースを走る時、大きく4つの戦法に分かれます。

「逃げ」→先頭でレースを引っ張り粘り込む。

「先行」→前目の好位置をキープしつつ勝負どころで抜け出す王道パターン。

「差し」→道中は中団で待機し最終コーナーあたりからスパートをかける。

「追い込み」→馬群に包まれない後方から追走し最後の直線の末脚で勝負。

それぞれの戦法で強い馬はいて、素晴らしいレースを見せてくれるのですが、本日は「逃げ」にフォーカスして語りたいと思います。

ゲームから競馬に目覚めた私にとって「逃げ」こそが最強の戦法です。
何故ならスピードもスタミナもずば抜けた馬ならば中団で待機したり勝負どころを見極めて抜け出すような事をしなくてもハナから先頭を走りそのままゴールまでちぎればいいのです。
めちゃくちゃ乱暴な理論ですが、そんな馬がいたらまさに最強です。ダビスタでも昔は基本的に最強馬は逃げ馬でした(笑)
そんな最強の片鱗を感じた逃げ馬達をご紹介。ちょっと古い馬が多いんですけど、YouTubeでもすぐ見つけられる有名なレースばっかりです。


サイレンススズカ
1998年の金鯱賞はGIホースや重賞馬が揃った豪華メンバーでした。
連勝中だったサイレンススズカはスタートからぐんぐん馬群を引き離し、どこまで行くのかと思っていたらあっという間に最終コーナー。
直線に入っても他の馬ははるか後方。
その後何も起きる事もなくサイレンススズカは悠然とゴールを駆け抜けました。
正直、引くくらい強かったです。
同年秋の天皇賞のレース中の事故で命を落としてしまいますが、もしあの最終コーナーで故障が起きなければ彼のベストレースは天皇賞になっていたかもしれません。

ミホノブルボン
91年にデビューしたミホノブルボンは、今でこそメジャーな「坂路調教」の申し子と呼ばれ鍛えに鍛えられた名馬でした。
デビュー戦は後方からの競馬でしたが、能力の違いで自然と先頭に立つ姿は冒頭の最強馬理論を体現するようような走りでした。
無敗の三冠をかけて挑んだ菊花賞では距離適性の壁と名ステイヤーライスシャワーの前に涙を飲み、これが最後のレースとなってしまいました。
故障のせいで引退を余儀なくされましたが無事ならまだまだ活躍していたであろう馬でした。

カブラヤオー
私の生まれる前に走った名馬ですが、今観てもダービーの勝ちっぷりはすごいの一言。
スタート直後に先頭に立ったカブラヤオーは空前のハイペースでいつもの逃げを打ちます。
1000m58.9秒というのは短距離のレースなら目にしますが、2400mのダービーでは到底考えられないペースでした。
ハナを奪おうとする先行馬を競り潰し、差してくる追込馬をねじ伏せたレースは伝説となっています。
直線でふらつく場面もあり苦しい局面もありましたが自慢の勝負根性と強い心臓が彼を栄光のダービー馬へと導きました。
前述のサイレンススズカミホノブルボンは素晴らしいスピードで他馬をリードしましたが、カブラヤオーは絶対に抜かせない勝負強さも持ち合わせていました。

2019年の競馬界に強い逃げ馬が現れるかはわかりませんが、素晴らしいスピードと他馬を叩き潰すような勝負根性を持った魅力的な逃げ馬の登場を期待します。

では、また!